素材から廃棄後まで、ファッションの循環を一つのブースで。エシカルファッション協議会「FaW TOKYO 2026 秋」出展

会場イメージ

エシカルファッション協議会は、2026年10月7日(水)から9日(金)まで東京ビッグサイトで開催される「FaW TOKYO(ファッション ワールド 東京)2026 秋」に出展します。

FaW TOKYOは、ブランド、アパレル、繊維・素材、副資材、OEM・ODM、ファッションテック、サステナブル・リユースなど、ファッション産業に関わる幅広い企業が集まる総合展示会です。2026年秋展は10月7日から9日、10時から17時まで開催されます。FaW TOKYO

今回のエシカルファッション協議会ブースのテーマは、

「エシカルを『言葉』から『行動』へ。」

環境に配慮すること。安全なものをつくること。働く人のことを考えること。地域の技術を未来へつなぐこと。使い終えたものを、もう一度資源として生かすこと。

「エシカルファッション」という一つの言葉の中には、実に多様な取り組みがあります。

今回の展示では、それらを単なる理念として紹介するのではなく、企業・団体がすでに実践している技術、素材、製品、認証、社会活動を通して、“行動としてのエシカル”を可視化します。

5つの視点から、ファッションの現在と未来を見る

ブース全体は、

「再生する」「つくる」「つながる」「認証する」「社会的責任を果たす」

という5つの視点で構成します。 原料や素材から、染色、縫製、加工、副資材、製品、認証、そして廃棄物の再資源化まで。

一着の服が生まれるまで、そして役目を終えたその先までを俯瞰しながら、これからのファッション産業に必要な選択肢を紹介します。

再生する

捨てるはずだったものを、次の資源へ。

廃棄されるデニムを再びデニム原料として循環させる取り組み、衣類や繊維くずなどの有機系廃棄物を炭化し新しい素材へ転換する技術、アップサイクル素材を活用した製品などを紹介します。

コトセン株式会社では、整理加工の試験などによって年間約5トン発生する生地を、クラボウのアップサイクルシステム「L∞PLUS」と連携して再資源化。

株式会社Gabの「.Garbon」は、衣類や繊維くずなど、これまで再利用が難しかった廃棄物を炭化し、人工皮革や染料、顔料など新しい素材へ生まれ変わらせます。

また、日本・和と調和 Society、TIME TRADE TOKYOなど、それぞれ異なる立場から、人と環境の双方に配慮した新しい暮らしと製品のあり方を提案します。

HORIZONからは、児島の染色生地と岡山市のセイショク株式会社によるアップサイクル素材「NUNOUS®」を組み合わせた日傘「ZENSHADE」を展示します。

廃棄物を終点とせず、次のものづくりの出発点へ。
素材の循環から、新しい価値を提案します。

つくる

受け継いできた技術を、次の時代へ。

染色、製織、縫製、洗い加工、整理加工など、日本のファッション産業を支えてきた現場の技術も今回の大きな見どころです。

堀江染工株式会社、山陽染工株式会社、ニッセンファクトリー株式会社、コトセン株式会社、豊和株式会社、セイショク株式会社など、それぞれの専門分野で培われてきた技術を紹介。

株式会社伊予アパレルは、裁断から縫製、検査、出荷まで一貫した国内生産の技術を、株式会社野澤組は、日本と海外の生産拠点、つくり手とブランドをつなぐものづくりを紹介します。

さらに、YUEN HING COTTON COMPANY LIMITEDによる再生紡績や、株式会社ビッグジョンの無染色デニムなど、素材そのもののあり方を見直す取り組みも展示します。

伝統的な技術と、新しい技術。
人の感覚と、機械やデジタルの力。

それぞれを対立させるのではなく、組み合わせながら未来のものづくりへつないでいきます。

認証する

「安心」や「環境配慮」を、見える信頼へ。

エシカルなものづくりにおいて、「良さそうだから」ではなく、第三者の視点から安全性や環境配慮を確認することも重要です。

一般財団法人ニッセンケン品質評価センターは、OEKO-TEX®をはじめとした繊維・皮革製品の試験・認証を紹介。

一般財団法人ケケン試験認証センターは、GRS、RCS、OCS、RWSなどの国際環境認証に加え、JASTI監査機関として、特定技能外国人を受け入れる事業所の監査についても紹介します。

清原株式会社は、国際的な第三者認証に対応した素材や環境配慮素材を幅広く提案。

株式会社アン・ドゥーからは、OEKO-TEX® STANDARD 100認証、再生ポリエステル糸、オーガニックコットン、デニム加工時の節水など、素材から加工、付属品まで見直したものづくりを紹介します。

「エシカル」や「サステナブル」という言葉を、確かな基準とトレーサビリティによって“信頼できる選択”へ変えていきます。

つながる

企業、地域、人、そして世界をつなぐ。

ファッションは、一社だけでは完成しません。

素材をつくる企業、染める企業、縫う企業、加工する企業、部品をつくる企業、認証する機関、ブランド、そして生活者。

株式会社野澤組や株式会社伊予アパレル、YUEN HING COTTON COMPANY LIMITEDをはじめ、国内外のつくり手が、それぞれの技術や役割を持ち寄ります。

YKKスナップファスナー株式会社からは、水使用量を最大75%削減する環境配慮型表面処理や、OEKO-TEX® STANDARD 100 Class 1取得製品などを紹介。

公益財団法人日本ユニフォームセンターは、1962年の設立以来培ってきたユニフォームの調査・研究・開発の知見を生かし、働く人の誇りや企業課題の解決につながるユニフォームづくりを紹介します。

小さな副資材から一着の服全体まで、さまざまな企業の技術がつながることで、ファッションの選択肢は広がっていきます。

社会的責任を果たす

服の向こう側にいる、人と社会を考える。

エシカルファッションが向き合うのは、環境問題だけではありません。

働く人、地域社会、暮らし、教育、貧困など、服を取り巻く社会との関係も重要なテーマです。

特定非営利活動法人AMDA社会開発機構は、ネパールをはじめとした地域で保健、農業、教育、生計向上などの社会開発事業を実施。今回の展示では、ネパール産フェアトレードコーヒーを通じて、生産者の暮らしと私たちの日常をつなぎます。
コーヒーは、展示会当日に試飲していただけます。

全体テーマ「その服は、誰を幸せにする?」

私たちが手に取る一着の服には、素材、技術、地域、人、環境、そして社会との多くのつながりがあります。

完成した製品だけを見るのではなく、

何からつくられたのか。
誰がつくったのか。
どのようにつくられたのか。
安全性はどのように確かめられているのか。
使い終えたあと、どこへ向かうのか。

その一つひとつに目を向けることが、エシカルファッションを「言葉」で終わらせず、「行動」へ変える第一歩だと私たちは考えています。

会場では、各企業・団体の実際の製品や素材、技術、取り組みを通して、ファッションの現在地と、その先にある可能性をご覧いただけます。

ぜひエシカルファッション協議会ブースへお越しください。


開催概要

展示会名
FaW TOKYO(ファッション ワールド 東京)2026 秋

会期
2026年10月7日(水)~10月9日(金)
10:00~17:00

会場
東京ビッグサイト 西展示棟A-4-24

主催
RX Japan合同会社 FaW TOKYO