エシカルファッション協議会第2期総会を開催しました

2024年5月30日エシカルファッション協議会は第2期総会を岡山県繊維会館大会議室で開催しました。
参加者:代表理事/山根勉 常任理事/林英俊 岸田眞一 川口亮 理事/木口信雄 大塚小百合 古市和典(新任)計7名 (議決権行使書24通)

前列中央 代表理事/山根勉

1)会員の募集についての報告 (山根代表理事)
正会員24社
賛助会員7社
特別会員2社
合計33社であることを報告しました。

2)活動内容報告・会員企業取組みの講演等についての報告 (大塚理事)

  • 2023年11月 岡山大学共育共創コモンズにて開催された児島湖流域エコウェブ創立20周年記念シンポジウムにて、
    エシカルファッション協議会認定プロジェクト「児島湖ヨシジーンズ」の開発を発表、サンプルを展示
  • 2024年2月 一般社団法人日本繊維機械学会 繊維リサイクル技術研究会の情報交換会において、
    会員企業代表大木工藝大木社長が、衣料品廃棄の取組みを発表。
    エシカルファッション協議会事務局より協議会の活動について説明。交流会に参加
  • 各会員企業のエシカル活動についての情報発信をメルマガ、エシカルファッション協議会WEBの投稿などで支援多数

3)認定プロジェクトの推進について (大塚理事)
ループラス+倉敷染Denim
会員企業のコトセン株式会社が整理加工の工程で出る廃材を、倉敷紡績のループラスの技術を使い新たなアップサイクル素材として開発

木口理事より、東京事務局で進めているプロジェクトの進捗状況について説明がありました。
林常任理事より、小豆島で始まったプロジェクトについての説明がありました。

山根代表理事より、今後も会員企業の認定プロジェクト推進を、マッチングや情報発信などの支援を通じてさらに進めるとの発表がありました。

第2期収支決算報告について (山根代表理事)
第2期の決算報告(山根代表理事)
監査報告書 監査 田代雄久(岡山県織物染色協同組合理事長)・三宅佳輔(公認会計士)

役員の選任または解任について
代表理事 山根勉
常任理事 林英俊 岸田眞一 川口亮
理事 木口信雄 大塚小百合 古市和典(新任)
監査 田代雄久 三宅佳輔

古市理事より、自己紹介と日本の会員企業のものづくりを海外に向けて売り出すサポートについての提案と取り組みの発表がありました。

第3期事業計画案について

  • メールマガジンの発行
    1ヵ月に4回程度、会員に向けてエシカルファッション協議会WEBサイトの新着記事の紹介や、有益な情報を盛り込んだメールマガジンを発行する。
  • 各認証団体との提携
  • 認定プロジェクトの推進、支援
  • 賛助会員によるオンラインセミナーの実施
  • 検査機関等による、安全認証制度や繊維のアップサイクルなど、エシカル関連情報の無料セミナーを開催する。
  • 会員間の交流会
  • オンラインで会員間の交流を図るイベントを開催する。
  • 情報発信の推進、支援
  • 会員からの情報発信の支援、エシカル関連ニュースや情報をエシカルファッション協議会WEBで発信する。SNSを活用する。
  • 新規会員の募集

などについて、協議しました。
山根代表理事より、エシカルファッション協議会の目的は、エシカルファッションに対するの各社の取組みや、出来ることをマッチングする、プロジェクトを通じて同じここ差しを持つ仲間を増やすことにある、今後も会員数を増やすことより、協議会からの情報発信とマッチングを推進すると発表がありました。
木口理事より、現在進めているプロジェクトの今後の展開や、会員の取組みと他の企業を繋げるマッチングやビジネスチャンスの架け橋になりたいと発表がありました。
また、国際認証について、認証機関である会員企業との連携や、会員企業への情報公開やサプライチェーンづくりについても話し合いました。
岸田代表理事より、業界各社のエシカルファッションに向けての取組みについての報告がありました。コストとエネルギーをかけてリサイクルし続けても残る、60万点の最終処理について、エシカルファッション協議会としてどのように取り組んでいくかについての意見交換が活発に行われました。

3期目はもっと内容の濃い発表ができるよう、活動してまいりますので、引き続きよろしくお願いいたします。